レタッチ部門
写真が目的を達成するために、「最適な画像修正」を目指して
写真撮影部門で撮影された写真データはレタッチ部門に引き継がれます。 レタッチ部門では、お客様の思い描くイメージに添って、写真データの明度や 彩度の調整、不要物の除去などの画像修正の作業を行い、納品させて頂きます。
広告や印刷物で使用されている写真は撮影した写真をそのまま利用しているわけではありません。一度PCに取り込み、その商品、写真の魅力を最大限に活かすための加工を行います。
加工する写真がどのように、どんな媒体でどんな目的で使われるのかを考えながら作業を行います。手直しだけでは難しい部分をレタッチで補うことで、全体の作業時間の短縮が可能となり、お客様へ納期の短縮にもつながります。
単純なイメージ撮影のみではなく、撮影だけではできないカットの作成ができます。撮影では難しい、または現実ではありえないインパクトのあるイメージ写真は見る人の創造を掻き立て、または商品のイメージを植えつけるのにとても有効です。どんな媒体でも画像はまず最初に目に飛び込んできます。最初に目に飛び込んでくる画像でどれだけ惹きつけられるかは、効果を上げる上でも重要な要素となります。
写真のデジタル化が進んだ現在では写真を修整するレタッチの作業は一般的なものとなりました。用途は雑誌、パンフレット、会社広報紙などの紙媒体その他web用など様々な範囲のご依頼を頂き、またお客様も広告代理店、印刷会社のみならず、公的機関やメーカー、または個人の方からのご依頼も受けています。
ニッショウプロではクライアント様、カメラマン、フードコーディネーターと綿密な意思疎通をはかり、一貫した共通の方向性にあわせてレタッチをしています。さらに、+αでよりよいものに仕上げ、そのなかで、やりすぎてしまわないようにしています。
実際に加工を行った画像です。【画像にカーソルをあわせて下さい。 】
不要物の削除
画像に写り込んだ不要物や、撮影時には撤去することができない箇所を撮影後に削除します。
合成
同時に撮ることが難しい商品、人物を合成。好みの形に湯気等を合成など。
傷、ダメージの修復
人物であれば、肌荒れ、しわ、クマ、化粧の崩れ、肌のトーンを調整、歯の色、瞳の色。商品であれば、金属部分の傷を修復等。古い写真の汚れ、傷を修復。劣化がひどい場合には類似箇所からの移植など。
全体の色、明るさ、コントラスト
イメージ写真の場合、アートディレクター、デザイナー、カメラマン、フードコーディネーターの方からイメージを伝えてもらい、画像の方向性を決定します。商品紹介用の画像の場合、商品の色が忠実に出るよう色を調整します。料理の場合は暖かい雰囲気に。
レタッチャー
- Yuta kagawa
レタッチ作業の流れとなります。
- 撮影
- レタッチ
写真撮影部門で撮影された写真データを基に、明度や彩度の調整、不要物の除去などの画像修正 - 確認・最終チェック
お客様の思い描くイメージに添って修正が行われているかの確認 - 納品